美的終活の問題点 – 60代未婚おひとりさま男性の場合

60代になると、

もうそろそろ人生の終盤について気になり出すことでしょう。

 

60代未婚おひとりさま男性の

美的終活での問題点は何でしょうか。

 

60代未婚おひとりさま男性特有のものがあるのでしょうか。

 

 

美的終活とは

 

美的終活の問題点について考える前に、

 

美的終活という言葉をご存知ですか。

 

たぶんご存じないと思います。

 

なぜならば、「美的終活」という言葉は、私が作った造語だからです。

 

今までの終活のイメージはどのようなものでしょうか。

 

一般的に終活というと死をイメージするのではないでしょうか。

 

ところが、美的終活は今までの終活とは異なります。

 

もっと、生きることにフォーカスした活動です。

 

「有終の美を飾るための活動」=「美的終活」

 

有終の美を飾るという目的のための活動が「美的終活」。

 

有終の美を飾るためには、

老後不安を解消して、充実して楽しく過ごすことが大切です。

 

そして、

有終の美を飾る自分のための活動ですから、

自分の好き嫌いという美的感覚・美意識で進めることのできる「美的終活」。

 

有終の美とは、終わりを立派にしめくくること。

 

どのようなことを立派と考えるかは人それぞれの美的感覚によります。

 

答えは人それぞれでいいのです。

 

無理に人に合わせる必要はありません。

 

一般的な終活のように、

人に迷惑をかけないことが目的ではありません。

 

そして、老後不安を解消し、最期まで充実して生活するための活動。

 

誰しも死や老後について考えると、

不安を感じます。

 

美的終活では、死や老後の不安を解消することによって、

残された人生を充実して過ごすことが目的です。

 

限りある人生を充実して楽しくすごすため、

老後不安を取り除くことが、

美的終活の目的です。

 

美的終活はよりよく生きるための、

生きることにフォーカスをあてた目的を持った活動です。

 

美的終活の問題点60代未婚おひとりさま男性

 

60代未婚おひとりさま男性の美的終活の問題点は、

どのようなものでしょうか。

 

60代未婚おひとりさま男性から受けた相談から問題点を挙げてみます。

 

①まだまだ元気だと油断している

 

人生100年時代と最近よく聞くようになりました。

 

すべての人が100歳まで生きることができるわけではないのですが、

100歳まで生きるつもりで準備すれば、

ほとんどの場合人生をカバーできることでしょう。

 

100歳まで生きると仮定すると、

60代未婚おひとりさま男性には、

30年以上の時間が残されていることになります。

 

60代未婚おひとりさま男性には、

定年までまだ時間がある人もいることでしょう。

 

美的終活を始めるのは、

定年退職して時間ができてからと考えてもおかしくなはいでしょう。

 

また、

定年退職後は好きなことに時間を使い、

人生を謳歌している人もいることでしょう。

 

しかし、孤独死する60代未婚おひとりさま男性は少なくありません。

 

突然、

脳梗塞や心筋梗塞になる人も多くいます。

 

60代未婚おひとりさま男性では、

まだまだ大丈夫だと油断して、

美的終活をなかなか始められないという問題点があります。

 

そうしているうちに手遅れになってしまうことも、

問題点といえます。

 

 

②先延ばしにする

 

60代未婚おひとりさま男性の美的終活での問題点として、

先延ばしにするということがあげられます。

 

60代未婚おひとりさま男性の中には、

弱みを見せまいと強がる人は多いのではないでしょうか。

 

たしかに、仕事での人間関係では、

弱みをみせるのは良くないかもしれません。

 

しかし、

プライベートではどうでしょうか。

 

プライベートでも強がる必要はありますか?

 

60代未婚おひとりさま男性の中には、

「好き勝手に生きてきたから、

野垂れ死んでもいいんだ。」

と強がる人がいます。

 

でもよくきいてみると、

「死んだ後に、親戚に迷惑をかけたくない」

という人もいます。

 

だとしたら、

あなたが亡くなった後に親戚に迷惑がかからないように、

美的終活で準備を行って、

老後不安を取り除いておけば、

もっと、好きに人生を送れるのではないでしょうか。

 

60代未婚おひとりさま男性の場合、

強がって不安をみないようにして、

どんどん美的終活を先延ばしにするという問題点があります。

 

 

③情報収集を怠る

 

60代未婚おひとりさま男性の美的終活の問題点として、

情報収集を怠るということがあげられます。

 

前述しましたが、

不安をみないようにして先延ばしにすることは、

情報をあえて得ないようにすることとセットです。

 

不安を感じたくないがために、

あえて情報を得ない。

 

すると、

いざ必要となったときに、

何をしたらよいのか分からない状態になってしまいます。

 

美的終活において大事なことは、

老後不安を解消して、

残りの人生を楽しむこと。

 

老後不安を解消するためには、

情報収集は欠かせません。

 

情報収集をきちんとすることで、

老後不安についての問題点をクリアにし、

老後不安の解消に努めましょう。

 

 

④先走る

 

60代未婚おひとりさま男性の美的終活での問題点として、

先走って行動してしまう人がいることがあげられます。

 

60代ばかりではないのですが、

ときどき、

「もう結婚はしないだろうし、

親戚の墓には入れてもらえそうにないから、

お墓を買いました」

という人がいます。

 

そして、

「お墓を買ったのに、

保証人がいないとお墓に入れないと言われた。

どうしたらいいのか?」

と相談にいらっしゃるかたがいます。

 

お墓の管理会社も、

身寄りのいないおひとりさまのお骨を引き受けると、

たちまち無縁墓になってしまうので、

受け入れてくれないようです。

 

お墓のことばかりではありません。

 

これではかえって、

老後不安が増えてしまいます。

 

美的終活では、

老後不安を解消することが重要です。

 

老後不安を解消するために、

先走ることなく、

あなた自身の老後不安の問題点について考えてみましょう。

 

 

⑤部分的に行う

 

60代未婚おひとりさま男性の美的終活の問題点として、

部分的に実行することがあげられます。

 

美的終活では、

事前に老後不安を解消するため、

老後不安の問題点をすべてあげることから始めます。

 

60代未婚おひとりさま男性は、

老後不安の問題点について、

すべて検討する前に、

一部だけ聞きかじって、

実行する人がいます。

 

先程のお墓の購入の件も、

その例だといえます。

 

60代未婚おひとりさまの場合、

亡くなったあとに、

葬儀や埋葬をしてくれる人がいない人がいます。

 

その場合、

お墓だけ購入しても、

埋葬してくれる人の確保ができないと、

お墓に入れないのです。

 

そこで、

お墓の購入する前に、

葬儀や埋葬をしてくれる人を確保する必要があります。

 

美的終活で重要なことは、

老後不安を解消すること。

 

お墓だけ購入しても、

老後不安は解消できません。

 

そこで、

部分的に美的終活を行っても、

老後不安の問題点は解消できないのです。

 

 

美的終活の問題点 – 60代未婚おひとりさま男性の場合・まとめ

 

・60代未婚おひとりさま男性の美的終活での問題点は、まだまだ大丈夫だと先延ばししたり、情報収集を怠ったりすることです。

・60代未婚おひとりさま男性の美的終活での問題点として、部分的に終活を行うことで、かえって不安が増えてしまうことです。

・60代未婚おひとりさま男性は、定年を迎える時期ですから、プライベートでは強がらずに、あなた自身の老後不安の問題点をあげ、トータルで準備を行いましょう。

 

60代未婚おひとりさま男性は、

まだまだ元気な人が多いことでしょう。

 

老後不安の問題点をあげて、

老後不安を解消するために準備するためには、

時間とエネルギーが必要です。

 

60代未婚おひとりさま男性には、

まだまだその時間とエネルギーがあります。

 

美的終活で老後不安を解消し、

残りの人生を充実した楽しいものにできますように祈念しております。

 

もし、

老後不安の解消方法が分からなければ、

セミナーにお越しください。

 

一緒に老後不安の解消方法を考えましょう。

 

 

一般社団法人 マイライフ協会

代表理事 児玉浩子

 


 
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児玉浩子
セミナー講師 : 児玉浩子(こだまひろこ)

  • 一般社団法人マイライフ協会 代表理事
    (高齢者支援の団体)
  • 行政書士
  • AFP(ファイナンシャルプランナー)
  • 大東文化大学大学院法務研究科修了

講演活動を通し、
累計1,200人の方に、老後の生活に必要な法律制度等を解説。
 
個別相談の依頼は、
30代~80代までと年代を問わず幅広く、300人以上の実績を持つ。
 
精力的に活動する中、ほとんどの方が、老後に必要な法律制度等を知らないことを実感。より多くの方に老後の現実を知ってもらうため、事前に老後の準備をしてもらうため、「99パーセントの人が知らない老後の安心をデザインする方法」を出版。
 
本書は、
読売新聞朝刊「安心の設計」や、産経新聞終活読本「ソナエ」等で紹介されている。
 
一般社団法人マイライフ協会代表理事 児玉浩子自ら、日々、個別相談の依頼に懇切丁寧に対応。法律に則った制度を活用し、高齢者の老後の生活支援に努めている。
 
児玉浩子
 

参加者様のお声

O.M.さん
 
O.M.さん(70代)

家族に頼らないで老後の準備ができると知りました

独立した子ども達には頼らずに老後を過ごしたいと考えて、いろいろなセミナーに参加しています。今回のマイライフセミナーには妻と一緒に参加しました。他のセミナーでは聞いたことがない、初めての情報を多く聞けました。法律や制度を分かりやすく解説してくれて良かったです。今後妻と二人でじっくり相談したいと思います。

 
M.T.さん
 
M.T.さん(50代)

頼れる身内がいない友人たちにすすめたいです

ひとりで抱えていた漠然とした不安を解消できる方法を知ることができました。親を見送り、兄弟姉妹、子どものいない友人たちにすすめたいです。家族関係で悩んでいる友人にもすすめたいです。

 
H.A.さん
 
H.A.さん(60代)

どのような老後準備が必要か、是非知っておくべき情報です!

独立した子どもには頼りたくないと考えています。マイライフセミナーに参加して、子どもに頼らないで老後を過ごすために、自分にとってどのような準備が必要か理解できました。法律や制度の解説が分かりやすかったです。エンディングノートの正しい使い方が理解できました。

 
Aさん69歳女性

Aさん(69歳女性) 

老後に必要な法律や制度を利用して準備できると知りました

結婚せずに定年まで働きました。数年前に母を看取り、一人暮らしとなりました。子どもがいないため、老後に頼れる人がおらず、不安に感じておりました。
独身の友人たちと困ったときには助け合う口約束をしてはおりますが、皆私と同じくらいの年齢のため、本当に頼りになるのか不安でもありました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、事前に老後の準備ができることが分かり、安心しました。

 
Bさん(74歳男性)

Bさん(74歳男性)

ご相談にのって頂き不安がなくなりました

30代の一人息子が結婚し、自宅を出て、嫁の実家の近くに住むことになりました。
息子からは、「老後の面倒はみてあげられないかもしれない。自分たちで何とかして欲しい。」と言われ、妻と二人でマイライフ協会のセミナーに参加しました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、自分たちの老後に備えることができると分かり、安心できました。

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