訪問介護でやってもらえること

一般社団法人マイライフ協会 代表理事
行政書士・ファイナンシャルプランナー(AFP)

[講演情報 9/27 13:00-]
老後準備マスター講座

 

親の介護が必要となって、

介護保険サービスとして訪問介護を利用することがあります。

 

そのときに、

ホームヘルパーに、

「それは、介護保険ではできません」

と言われることがあります。

 

そこで、親の訪問介護でやってもらえること、

やってもらえないことを知っておきましょう。

 

 

訪問介護どのようにやってもらうの?

 

親の訪問介護は、

要介護認定を受けて、ケアプラン作成後、

介護事業者と契約して利用できます。

 

訪問介護の費用は?

 

親の訪問介護の費用はいくらかかるのでしょうか?

 

親の訪問費用は介護保険の負担割合に応じ、

1割~3割を支払います。

厚生労働省のホームページによると、2018年8月現在、1割負担では以下のようになります。

 

サービス費用の設定 利用者負担(1割)(1回につき)
身体介護 20分未満 165円
20分以上30分未満 248円
30分以上1時間未満 394円
1時間以上1時間半未満 575円
生活援助 20分以上45分未満 181円
45分以上 223円
通院時の乗車・降車等介助 98円

 

訪問介護ではどのようなことをしてくれるの?

 

訪問介護は、

訪問介護員(ホームヘルパー)が利用者の自宅を訪問し、

食事・排泄・入浴などの介護(身体介護)と、

掃除・洗濯・買い物・調理などの生活の支援(生活援助)をするものです。

 

通院などを目的とした

乗車・移送・降車の介助サービスを提供する事業所もあります。

 

 

訪問介護でしてもらえないことは?

 

ホームヘルパーはお手伝いさんではありません。

 

そこで、

利用者の家族のための家事など

直接利用者の援助に該当しないサービスや、

草むしりやペットの世話など、

日常生活の援助の範囲を超えるサービスはしてもらえません。

 

(訪問介護でしてもらえないこと)

・ペットの世話

・同居家族の食事の用意

・本人以外の部屋の掃除

・金銭の管理

・趣味や嗜好品などの日常生活でなくても支障がないものの買い物

・庭の草むしりや掃除

・話し相手

・大掃除や模様替え

・外食や旅行の付添い

・留守番  など

 

 

訪問介護の新しい形-定期巡回・随時対応型訪問介護看護

 

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

 

 

親の訪問介護は、

あらかじめ利用者宅を訪問する日時、サービスが決められた

定時サービスです。

 

しかし、親が急に助けが必要となることもあります。

 

そこで、

最近注目を浴びているのが、

定期巡回・随時対応型訪問介護看護です。

 

24時間体制で、訪問介護と訪問看護を一体的に、

定期巡回と随時の対応を行ってくれるものです。

 

利用料金は、要介護度に応じて、定額なので、

追加の費用を心配する必要がありません。

 

24時間体制で対応してもらえるので、

子どもが仕事で外出しているときも、安心できます。

 

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護でどんなことをしてもらえるの?

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護では、

 

①定期巡回サービス

②随時対応サービス

③随時訪問サービス

④訪問看護サービス

 

を組合わせて在宅介護を受けることができます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、

まだ始まっていない地域や事業所があるので、

利用できるか、確認する必要があります。

 

定期巡回サービス 訪問介護員等が、定期的に利用者の居宅を巡回して、入浴、排せつ、食事等といった日常生活上の世話を行う。
随時対応サービス オペレーターが通報を受け、利用者の状況に応じてサービスの手配を行う。
随時訪問サービス オペレーターからの要請を受けて、随時、訪問介護員等が利用者の居宅を訪問して、入浴、排せつ、食事等といった日常生活上の世話を行う。
訪問看護サービス 看護師等が利用者の居宅を訪問して、療養上の世話または診療の補助を行う。

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の費用

 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の費用は、

要介護度に応じた定額です。

 

そのため、

追加の介護費用の負担の心配をする必要はありません。

 

地域や事業所によって、費用は多少異なります。

 

費用の目安として、

皆様に情報を共有させていただきたいので、

独立行政法人福祉医療機構のホームページから転載させて頂きます。

介護保険の利用者負担割合が1割の場合です。

 

訪問看護サービスを行う看護師等がいる事業所の場合(一体型) 訪問看護サービス利用しない場合 要介護1 5,658円
要介護2 10,100円
要介護3 16,769円
要介護4 21,212円
要介護5 25,654円
訪問看護サービスを利用する場合 要介護1 8,255円
要介護2 12,897円
要介護3 19,686円
要介護4 24,268円
要介護5 29,399円
訪問看護サービスを行う看護師等がいない事業所の場合(連携型)

(別の事業所が連携して訪問看護サービスを実施)

要介護1 5,658円
要介護2 10,100円
要介護3 16,769円
要介護4 21,212円
要介護5 25,654円

 

訪問介護でやってもらえることまとめ

 

①親の訪問介護では身体介護と生活援助をしてもらえます。

②親の訪問介護では、利用者の家族のための家事など直接利用者の援助に該当しないサービスや、日常生活の援助の範囲を超えるサービスはしてもらえません。

③親の訪問介護の新しい形として、定期巡回・随時対応型訪問介護看護があります。

 

親の訪問介護では、やってもらえないこともあります。

その場合には、

介護保険外サービスの利用についても検討しましょう。

 

※介護保険外サービスについては、「親が身の回りのことができなくなったときの介護」

に詳細があります。ご覧ください。

 

一般社団法人 マイライフ協会

代表理事 児玉浩子

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