自分だけの終活!エンディングノートとは?

一般社団法人マイライフ協会 代表理事
行政書士・ファイナンシャルプランナー(AFP)

[講演情報 9/27 13:00-]
老後準備マスター講座

 

終活という言葉が普及し始めて10年近くになります。

最後の時のために身の回りを片付けて準備をしたり、新しい人生を始めるために絵画教室に通ったりと終活に励む人は多いようです。

終活という言葉が当たり前に聞かれるようになってから、エンディングノートの存在が注目されています。そんな中エンディングノートを書いてみようかなと思われる方もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、エンディングノートの使い方や入手方法をいくつかご紹介したいと思います。

終活で使うエンディングノートとは

2011年に公開された映画「エンディングノート」を覚えている方もいらっしゃると思います。

末期ガンに侵されてしまった父親のことをその娘さんが日々の葛藤を記録に残したいということで作られた映画です。

余命宣告されてから最後の日を迎えるまでのこのドキュメンタリーが多くの人達に感動を与えました。

ノートに人生の最後の時までの記録を残すエンディングノートが終活の項目として注目されるようになりました。

終活で使うエンディングノートはどのように使えばいいのか

エンディングノートの使い方

とくに決まりはありませんが、家族のためやお世話になるかもしれない誰かのために必要になるかもしれない情報を書いておくことができます。

一般的には、
いざという時に役所関係の事務的な作業を円滑に行うための情報を書いておくことを目的とします。

また、
今後の健康や精神状態でコミュニケーションが取れなくなった時のために希望を書いておくこともできます。

いつ何があっても、あなたの意志を尊重した対応が出来るようにしておくことで安心して過ごしていくことができるのです。

同時に、
人生の記録として自分史を好きなように書いていくこともできます。

終活をしながら1日1日感じたことを書いてみることもできます。

日記のように何となく思ったことを書いてもいいのです。

ただ、
そこに希望や指示を書いておいたとしても法的効力はありませんから遺言の代わりとして使うことはできません。

絶対に指示しておきたいことなどは、法的に有効な手段で書き記しておく必要があります。

どのようなことをエンディングノートに書き留めておくか

 

①個人情報の記載や重要書類等の収納場所の提示
②預貯金や金融商品などの資産の内訳
③家族構成や緊急連絡先の記載
④医療や介護に関する履歴や今後の希望
⑤遺言状を補佐する内容
⑥葬儀や埋葬に関する希望や指示

など、

いざという時に周りの人がどうすればいいのか参考となる情報を記載しておくことでご家族の方や対応する方が適切に動くことができます。

名前や生年月日、住所、血液型などわかることから書き始めていけばつくりやすいでしょう。

自分に関する情報を思いつくだけ、書き記してみましょう。

ただ、
銀行口座の印鑑の場所やATMのバスワード等の記載は、控えたほうがいいでしょう。

大切な個人情報を記載しますので保管には注意しましょう。

⑦自分史

また、
エンディングノートを自分史として使う方法にも人気があります。

生まれた時から成人になり結婚して、孫ができた今の時までを振り返りながら書いてみます。

生まれた時からでは長すぎるなと思われる方は、結婚、就職、転職、起業、出産、退職など、人生のポイントとなる時点から書き始めても良いでしょう。

あるいは、
これからの人生だけに的をしぼって1日1日を書いていくのも楽しいのではないでしょうか。

随筆やエッセイのように何の脈略がなくても、後で読み返すと結構面白くて傑作だったりもするのです。

文章を書くのが苦手な方の終活でのエンディングノートの使い方

文章を書くのが苦手な方は、
1日1個、俳句や短歌を書いても素敵です。

自分でつくれない方は、
「百人一首」や「奥の細道」を書き写すのもいいでしょう。

文字自体が苦手な方は、
1日1個、絵をかいてみるのも良いですね。

庭に咲いたアサガオや飼っている犬を描いてみてはどうでしょうか?

エンディングノートを使われる方の中には、終活の目標を「節約」にされている方もいます。

毎日欠かさずレシートを貼り付けて節約活動の励みにしている方もいます。

写真が好きな方は写真を貼る、車が好きな方は車情報を雑誌や新聞から切り抜いてコレクションにしても楽しそうですね。

終活で使うエンディングノートはどこで入手するのか

無料のエンディングノート

市町村などの自治体では、
エンディングノートの無料配布を行っています。

市役所や町役場などに問い合わせてみましょう。

終活関連の団体や会社が行うセミナーやイベントでも終活ノートの無料配布を行っていますので地域の情報誌などで調べてみると見つかります。

手作りエンディングノート

おそらく身辺整理によって要らない白紙の紙やノートが色々出てきます。

それらの大きさを整えてホッチキスで留めたり、表紙を作ったりすれば手作りエンディングノートが出来上がります。

 

市販のエンディングノート

コンビニなどで購入した市販のノートや100均で売っているものを使うこともできます。

表紙をアレンジしてみることであなただけのエンディングノートが出来上がります。

写真を表紙に貼ってみる、油性マジックなどでタイトルを書いてみてもいいですよね。

終活のための人気のエンディングノート

2017年の人気エンディングノートは、ある文具メーカーが販売しているものでした。

通常のノートと大きさ、厚さが同じで書く項目がそれぞれ用途に合わせてすでに書き込まれてあるのが便利です。

①自分のこと
②資産のこと
③家族友人のこと
④医療、介護のこと
⑤葬儀のこと
⑥ペットのこと

など、色々なタイトルがつけてあり、書き方の例ものっています。

書店や通信販売で1,000円前後~1,500円くらいで購入することが出来ます。

色付きの文字でわかりやすく、それぞれの項目別に書けるようになっています。

PCを使った終活のためのエンディングノート

PCを使っている方、または、終活としてこれから始める方には、PCのエンディングノートがおススメです。

終活ノートアプリやエンディングノートアプリは、スマートフォンでも無料でダウンロードすることができます。

本格的にPCで作成する

PCを使って本格的にエンディングノートを作りたい方は、エンディングノートのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。

また、
表形式での書き込みがしたくて終活ノートをエクセルで作る方もいます。

PCを学びながら作成する

エクセルやワードを使って、自分で1から作成することを終活の目標にされる方もいます。

市町村が主催のパソコン教室で無料のものや低料金のものがあるので調べてみましょう。

民間のPC教室でも最近では、月3,000円くらいで通い放題のもの、費用はかかりますが個人で教えてくれるものやオンライン教室もあります。

これからの終活の第一歩としてPCを始めてみるのも面白そうですね。

自分だけの終活!エンディングノートとは?まとめ

①エンディングノートはわかることから書けばいい
②エンディングノートには何を使ってもいい
③エンディングノートの作成を終活も目標にして楽しめる

自分がいなくなった時のことを考えて、心配なこと、気になることがいろいろあって当然ですよね。

頭の中で考えていてもまとまらず、一体何が気になるのかもわからない時があります。

エンディングノートを始めることで頭の中もすっきりと整理することができます。気になること、これは伝えておかなければと思うことを書いておくことで安心することができます。

使うノートは、
何を使ってもいいのですからいつでも始めることができます。

書く項目が自分でわからない方は、
項目が記載されてある自治体や市販のものを使って、参考にしてみてもいいでしょう。

好きなノートを選んで写真をはったり、絵を描いたりしてあなただけのエンディングノート作りを楽しんでみましょう。本格的な自分史を書いてみてもいいですよね。

もし、
終活の目標がまだ決まっていないのであれば、ひとまずはエンディングノート作りを始めてみませんか?

一般社団法人マイライフ協会

代表理事 児玉浩子

 

Posted on タグ:Tags