美的終活では、遺言書も不要!?

一般社団法人マイライフ協会 代表理事
行政書士・ファイナンシャルプランナー(AFP)

[講演情報 9/27 13:00-]
老後準備マスター講座

 

一般的に、
終活の一環で遺言書の作成をすすめられることがあります。
 
でもそれは、
あなた自身の美的感覚からいって、本当にやりたいことでしょうか。
 
自分にとって本当に必要なことを考える美的終活の観点から遺言書について考えてみましょう。

 

美的終活で、遺言書は必要か?

 

美的終活において遺言書について考える前に、美的終活という言葉をご存知ですか。

 

たぶんご存じないと思います。

 
 

なぜならば、
 
「美的終活」という言葉は、私が作った造語だからです。
 

「有終の美を飾るための活動」=「美的終活」

 

有終の美を飾るという目的のための活動が、「美的終活」。

 

有終の美を飾る自分のための活動ですから、自分の好き嫌いという美的感覚で進めることのできる「美的終活」。
 
 

有終の美とは、
終わりを立派にしめくくること。

 

どのようなことを立派と考えるかは人それぞれの美的感覚によります。

 
 
そこで、

美的終活における遺言書についても、自分の美的感覚で判断します。
 
 

書店でも多くの遺言書の書き方の本を目にします。

 

また、ネット上でも多くの遺言書に関する記事が掲載されています。
しかし、自分が死ぬことを前提にした遺言書の作成に抵抗を感じる人もいます。

 
 
ときどき、
 
「万が一のことがあるから、親に遺言書を書いて欲しいと頼むと、『縁起が悪い』と怒られる」
 
と相談を受けます。

 
 
実際、

自分が死ぬことを考えたくない人にとって、自分が死ぬことを前提に遺言書を書きたくないという人がいてもいいのです。

 

その人の美的感覚として、

「自分の死を前提とした終活の一環としての遺言書作成はしたくない」というのも、尊重されるべきです。

 

ですから、
 
美的感覚として、
「自分の死を見つめたくないから遺言書をあえて書かない」という選択する人にとっては、遺言書の作成は不要ということになります。

 

美的終活として遺言書を作成するメリット

 

では、美的終活として遺言書を作成するメリットはあるのでしょうか?
 
 

一般的に、
終活として遺言書を作成することのメリットとして、残された家族の争族を防げるといわれることがあります。

 

その他として、

・お世話になった人にお礼の意味で財産を残せる。

 

おひとりさまにとっては、

・せっかくためた財産を国にとられることから守れる。

 

など、
 
終活で遺言書を作成するすることのメリットが多く説かれます。

 
 
しかし、これは本当に重要なことでしょうか。

 

自分の美的感覚として、

「自分の死んだ後のことは考えない」という選択をした人にとって、自分の死んだ後の家族間のゴタゴタは関係ないことなのです。

 

そのような人に無理に終活だからと言って遺言書を作成させることは、その人にとって苦痛でしかないのではないでしょうか。

 
 
でも、

「自分が死んだあと家族間で争って欲しくない」という美的感覚を持っている人にとって、終活の一環として遺言書を作成することは、家族間の争族を防ぐことができるので、メリットがあります。

 
 
おひとりさまでも、

自分が死んだ後に自分の残した財産がどのようになろうとも気にならない美的感覚の人であれば、自分の死んだ後の財産のことを決めなければならない終活のいっかんで遺言書を作成することは、考える時間や作成する時間がとられるので、時間の無駄に感じられることでしょう。

 
 
しかし、

おひとりさまで自分の残した財産を遺贈することで、社会に役に立てて欲しいと考える美的感覚の持ち主にとって、終活のいっかんとして遺言書を作成することは、自分の目的達成に役に立つので、遺言書を作成するメリットがあるのです。
 
 

美的終活において遺言書を作成するメリットがあるかないかは、作成する人の自分の死後の自分の財産の処分について決定したいかしたくないかという美的感覚によります。

 

美的終活で遺言書を作成しないデメリット

 

自分の好き嫌いなどの美的感覚に基づいた美的終活において、遺言書を作成しないデメリットはあるのでしょうか?
 
 

遺言書を作成しなかった場合、

残した財産はどのようになると思いますか。
 
 

まず、遺言書がなければ、

法定相続人がいる場合には、法定相続人が相続人となります。

 

そして、

法定相続人間での遺産分割協議により、残された財産の所有者が決定されます。

 

この遺産分割協議で家族間の欲望のぶつかり合いになり、争族と呼ばれる状態になることがあります。

 
 
そこで、

終活のいっかんとして遺言書を作成しましょうといわれるわけです。
 
 

もし、

自分の死んだあと、子どもなどの家族で遺産をめぐって争いになり、その後家族間に修復し難いキレツができるのは忍びないという美的感覚の人にとって、自分が終活のいっかんとして遺言書を作成しなかったばっかりに、家族間の争族になるのはつらいでしょう。

 

その人にとっては、

美的終活で遺言書を作成しないことで、家族間の争族に発展する可能性があるというデメリットがあります。

 

しかし、

自分の死後のことをできれば考えたくないという美的感覚の人にとっては、自分の死後に家族間で遺産をめぐって争いになっても、きっと自分にとって関係がないので、美的終活で遺言書を作成しないことのデメリットはないのではないでしょうか。

 

 

次に、

終活のいっかんとして遺言書を作成していないとき、法定相続人がいない人の場合に、残った財産はどのようになるのでしょうか。

 

その場合、

法律により残った財産は国庫に帰属します。

 
 
つまり、国のものになります。
 
 

自分の死んだ後のことはどうでもいいという美的感覚の人にとって、死んだあとの財産がどこにいこうが気にならないはずです。

 

そのような人の場合には、

残った財産がどうなろうが気にはならないのですから、美的終活で遺言書を作成するデメリットはないはずです。

 

しかし、
残った財産を国ではなく、お世話になった人や結婚はしてないけど長年パートナーだった人などに残したいという美的感覚の人にとっては、自分の大切な人に遺産を残せないので、美的終活で遺言書を作成しないことによるデメリットがあることになります。

 

美的終活で遺言書は不要のまとめ

 

自分の死を見つめることが嫌だという美的感覚の人にとって、
 
自分の死後のことを考えなくてはならない遺言書の作成は、終活の一環として遺言書を作成する必要はありません。

 

あなたが、自分が死ぬことを「縁起でもない」と否定する美的感覚の持ち主であれば、死後のことを考えるのは苦痛でしかないのですから、無理に終活だからといって遺言書を作成する必要はありません。

 
 
しかし、

自分の死後に遺産をめぐる家族間の争いを避けたいという美的感覚や、自分の死後、大切な人へ遺産を残したいという美的感覚をもっているのであれば、美的終活のいっかんとして遺言書を作成することをおすすめします。

 
 
遺言書を作成するかしないかは、
 
・あなた自身の美的感覚と相談して作成するかしないか、

・どのように終活の一環として遺言書を作成するか、
 
決定するようにしましょう。
 
 

一般社団法人マイライフ協会

代表理事 児玉浩子

 
 


 
◆ 一般的な遺言についての記事
 

 

 


 
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児玉浩子

セミナー講師 : 児玉浩子(こだまひろこ)
 
・一般社団法人マイライフ協会 代表理事
 (高齢者支援の団体)
・行政書士
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・大東文化大学大学院法務研究科修了
 
講演活動を通し、
累計1,200人の方に、老後の生活に必要な法律制度等を解説。
 
個別相談の依頼は、
30代~80代までと年代を問わず幅広く、300人以上の実績を持つ。
 
精力的に活動する中、ほとんどの方が、老後に必要な法律制度等を知らないことを実感。より多くの方に老後の現実を知ってもらうため、事前に老後の準備をしてもらうため、「99パーセントの人が知らない老後の安心をデザインする方法」を出版。
 
本書は、
読売新聞朝刊「安心の設計」や、産経新聞終活読本「ソナエ」等で紹介されている。
 
一般社団法人マイライフ協会代表理事 児玉浩子自ら、日々、個別相談の依頼に懇切丁寧に対応。法律に則った制度を活用し、高齢者の老後の生活支援に努めている。
 
児玉浩子
 

・参加者様のお声

O.M.さん
 
O.M.さん(70代)
 

家族に頼らないで老後の準備ができると知りました

 
独立した子ども達には頼らずに老後を過ごしたいと考えて、いろいろなセミナーに参加しています。今回のマイライフセミナーには妻と一緒に参加しました。他のセミナーでは聞いたことがない、初めての情報を多く聞けました。法律や制度を分かりやすく解説してくれて良かったです。今後妻と二人でじっくり相談したいと思います。
 
M.T.さん
 
M.T.さん(50代)
 

頼れる身内がいない友人たちにすすめたいです

 
ひとりで抱えていた漠然とした不安を解消できる方法を知ることができました。親を見送り、兄弟姉妹、子どものいない友人たちにすすめたいです。家族関係で悩んでいる友人にもすすめたいです。
 
H.A.さん
 
H.A.さん(60代)
 

どのような老後準備が必要か、是非知っておくべき情報です!

 
独立した子どもには頼りたくないと考えています。マイライフセミナーに参加して、子どもに頼らないで老後を過ごすために、自分にとってどのような準備が必要か理解できました。法律や制度の解説が分かりやすかったです。エンディングノートの正しい使い方が理解できました。
 
Aさん69歳女性
 
Aさん(69歳女性)
 

老後に必要な法律や制度を利用して準備できると知りました

 
結婚せずに定年まで働きました。数年前に母を看取り、一人暮らしとなりました。子どもがいないため、老後に頼れる人がおらず、不安に感じておりました。
独身の友人たちと困ったときには助け合う口約束をしてはおりますが、皆私と同じくらいの年齢のため、本当に頼りになるのか不安でもありました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、事前に老後の準備ができることが分かり、安心しました。
 
Bさん(74歳男性)
 
Bさん(74歳男性)
 

ご相談にのって頂き不安がなくなりました

 
30代の一人息子が結婚し、自宅を出て、嫁の実家の近くに住むことになりました。
息子からは、「老後の面倒はみてあげられないかもしれない。自分たちで何とかして欲しい。」と言われ、妻と二人でマイライフ協会のセミナーに参加しました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、自分たちの老後に備えることができると分かり、安心できました。
 

 

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セミナー名 美的終活セミナー
『最高の老後準備マスター集中講座』
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