終活・身辺整理7つのこと!パソコンの整理、片付けも重要

最近テレビでもよく聞く「終活」という言葉をご存知でしょうか。

簡単に言えば、

「死について考えることを通じて自分自身を見つめ直し、自分らしい最後を迎えるための準備をすること」を言います。

終活≒身辺整理

残された遺族にとって、
故人が残した遺品は大切な思い出の品であると同時に、あまりにも量が多いと負担にもなりえます。

亡くなった方の荷物の整理は肉体的な疲労はもちろん、思い出の品を処分するということに心が痛み、精神的な疲労も大きくなります。

自分が亡くなったあと、
自分の遺品が大切な遺族の負担になるなんて悲しいことです。
そうならないために、
元気なうちに身辺整理をしてすっきりと余生を楽しむことを目標にしてみてはいかがでしょうか。

終活でやっておくべき身辺整理7つのこと、自分と遺族のために

終活・身辺整理1 – 書類の整理

保険証や保険証券、年金手帳、公共料金関係の書類などは、死亡後早い段階で様々な手続きが必要になるため、これらをきちんと整理し、一カ所にまとめておきましょう。

また、
友人や親せきなど、自分の死亡連絡を入れてほしい人の住所録も準備しておくと便利です。

書類関係はついつい溜め込みがちなものの代表です。既に期限の切れた契約書類や手元にないものの説明書、何十年前の手紙やはがき、不要なダイレクトメールなど溜め込んでいませんか?死後必要になりそうな書類をまとめつつ、不要な書類もすっきりと片付けてしまいましょう。

終活・身辺整理2 – 財産の整理

株券や債券、不動産の登記簿、通帳、貴金属などの財産となるものもまとめておきましょう。リスト化すると管理が楽で便利ですが、それが難しければ証券会社から送られてくる運用報告書等をファイリングしておいたり、保有不動産は何があるかわかるようにしておくことが大切です。

不動産の場合、
名義が誰になっているかの確認も併せて行っておいてください。親の名義のままになっている不動産などはありませんか?

既に使っていない口座があれば早めに解約し、カードや通帳は解約したのを確認後処分しましょう。

終活・身辺整理3 – 借金などの整理

ローンが残っている不動産や車などはありませんか?

マイナス遺産は相続時にトラブルになりやすいので必ず明確にしておきましょう。

遺族のためにとても大切なことです。

終活・身辺整理4 – 形見分けの整理

故人が大切にしていたものをもらい受け、その品物を通して故人を想うのが形見分けです。

貴金属や衣類、骨とう品など、形見分けしたいものを選別し、クリーニングしたり修理したりして綺麗な状態にしておきましょう。

また、
それらの品物を誰に形見分けしたいかを品物の名前と併せてリスト化しておきましょう。あまりに高価な品物の場合は贈与税の対象になることもありますので、形見分けをする際は注意してください

終活・身辺整理5 – SNS等のアカウント整理

ブログやTwitter、FacebookなどのSNSに交流用のアカウントを持っている方は、自分の死後そこで交流した相手に連絡をしておくためにIDとパスワードをメモしておきましょう。

もし、
プライベートな交流で家族には秘密にしていたアカウントがある場合は、充分に信頼のおける人物に自分の死後の手続きを頼んでおくという方も多いようです。

終活・身辺整理6 – パソコン等の片付け方、整理

スマートフォンやパソコンに入っている写真や動画などのデータ、メールなどはついそのままにしてしまいがちです。

写真はまとめて印刷して保存したり、誰かにデータをまとめて渡してしまってもいいでしょう。ネット上で写真をプリントしたりDVD化するサービスもありますので、それらを上手に利用すると良いでしょう。

ロックをかけている場合はパスワードをわかるようにメモしておきましょう。

また、
誰にも見られたくないデータがある場合は、早めにその処分方法を考えておくことも大切です。

終活・身辺整理7 – 不用品の処分

引き出しやタンスの中に「いつか使うかも」「いつか着るかも」でずっと仕舞ったままのものはありませんか?

ここ数年でそれを使ったり着たりしていないなら、今後もそれらの出番が来ることはありません。思い切って処分してしまいましょう。

不用品をまとめて処分し、買い取れるものは買い取ってくれる業者も多いので、それらにお任せするのもおすすめです。

自分で処分する場合は、
粗大ごみとなる大きい家具家電などは、回収までに時間がかかることが多いので早めに依頼しましょう。

終活の身辺整理にエンディングノートを活用しよう

書店でもよく見かけるようになった「エンディングノート」。

元々は、
いずれ訪れる死に備え、自分の希望などを書き留めておくものでした。

最近では、
自分の死後に備えた内容だけでなく、何らかの理由で自分の意志を伝えられなくなった場合にはどうしてほしいのか等、老後の生活についての希望を書きこみ、意思表示をするのにもつかわれています。

書店等で売られている有料のものや、地方自治体や各団体などがホームページ上からダウンロードできる無料のものを配信していることもあります。その内容には特に明確な決まりがあるわけではないので、自分が伝えたい内容に合うものを探してみるのもいいかもしれません。

エンディングノートの内容

エンディングノートには様々な形式や内容がありますが、多くのものに共通する記入欄をいくつかご紹介します。

自分の基本情報

氏名や生年月日、病歴や緊急連絡先など。他人が見てもすぐに内容を理解できるようなもの

介護や入院時の意思表示

病気等で入院や介護が必要になったときにどうしてほしいのかを書きこむ欄があると便利です。在宅介護か施設介護か、その際に入れてほしい希望の施設などを書いておくと、家族も安心できます。実際に家族で話し合いつつ記入するのも双方納得いきやすいのでおすすめです。また、延命治療をするか否か、余命告知を希望するか否かなども重要な項目です。

所有する財産

不動産や自動車、株式や保険、年金など自分が所有する財産について整理しておくと、万が一の際残された遺族の手続きに役立ちます。

契約関係

公共料金や携帯電話、習い事や何かの定期購入など、今現在契約中のものについても記入しておきましょう。

葬儀や埋葬の希望

どこの葬儀場で葬儀をあげてほしいか、自分の訃報を誰に知らせてほしいかなど葬儀に関する希望や、どこに埋葬してほしいかなどもきちんと希望を書いておきましょう。既に契約している葬儀社や墓地などがある場合はそちらも記入しておきましょう。

遺言や形見分け

財産や遺品を誰にどのような形で渡したいのか、どの品を誰にあげたいかなどの希望がある際はそちらも記入しておきましょう。

終活・身辺整理7つのこと!パソコンの整理、片付けも重要・まとめ

いざ挙げてみると、
元気なうちにやっておいた方が良いこと、済ませていた方が良いこと、エンディングに向けて用意しておいた方が良いことが思ったよりも多くある事に気がつかれると思います。

慌てる事はないわけですから、エンディングノート等を活用し、「一つ一つのことを粛々と済ませていくこと」を遵守し、準備を進めていけばOKです。

自分らしい最後を迎える為には、
まずは「今、何をやるべきかを 見える化 させること」が非常に重要です。

ただし、
エンディングノートの活用には限界があります。
それについては、
「終活のための正しいエンディングノート活用法」をご覧ください。

難しい事ではありませんので、折りを見て、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人マイライフ協会
代表理事 児玉浩子

以下、マイライフセミナーのご案内となります。

 


 

自分の人生は、自分で決めたい!

とお思いの方は、ぜひご参加ください。
 
マイライフセミナー

マイライフセミナー 5/22(水) 13:00~15:00

本講座で学べる3つのこと

① お金よりも大切な生活の備えとは?
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『99パーセントの人が知らない老後の安心をデザインする方法』の著者・児玉浩子(こだまひろこ)が、思い通りの生活に備え、知っておきたい法律や制度について、ご紹介いたします。

 
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『自分の生活は、自分で決めたい!』
とお思いの方は、ぜひご参加ください。
 

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本セミナーでは、
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子どもに頼らない生活に活用したい法律や制度を知っていても、その手続き方法が分からなければ、利用することはできません。
  
本セミナーでは、
法律や制度を利用する方法を、具体的にご案内いたします。
 

セミナー概要

日時: 5月22日(水) 13:00~15:00
費用: 無料

< 会場 >
東京都新宿区西新宿7-1-7
新宿ダイカンプラザA館918号

・都営大江戸線 / 新宿西口駅 徒歩1分
・JR山手線 / 新宿駅 徒歩4分
 
お申し込みはこちら
 

児玉浩子
セミナー講師 : 児玉浩子(こだまひろこ)

  • 一般社団法人マイライフ協会 代表理事
    (高齢者支援の団体)
  • 行政書士
  • AFP(ファイナンシャルプランナー)
  • 大東文化大学大学院法務研究科修了

講演活動を通し、
累計1,200人の方に、子どもに頼らない生活に必要な法律制度等を解説。
 
個別相談の依頼は、
30代~80代までと年代を問わず幅広く、350人以上の実績を持つ。
 
精力的に活動する中、ほとんどの人が、子どもに頼らない生活に必要な法律制度等を知らないことを実感。より多くの方に現実を知ってもらうため、「99パーセントの人が知らない老後の安心をデザインする方法」を出版。
 
本書は、
読売新聞朝刊「安心の設計」や、産経新聞終活読本「ソナエ」等で紹介されている。
 
一般社団法人マイライフ協会代表理事 児玉浩子自ら、日々、個別相談の依頼に懇切丁寧に対応。法律に則った制度を活用し、高齢者の生活支援に努めている。
 
児玉浩子
 

参加者様のお声

O.M.さん
 
O.M.さん(70代)

家族に頼らないで老後の準備ができると知りました

独立した子ども達には頼らずに老後を過ごしたいと考えて、いろいろなセミナーに参加しています。今回のマイライフセミナーには妻と一緒に参加しました。他のセミナーでは聞いたことがない、初めての情報を多く聞けました。法律や制度を分かりやすく解説してくれて良かったです。今後妻と二人でじっくり相談したいと思います。

 
M.T.さん
 
M.T.さん(50代)

頼れる身内がいない友人たちにすすめたいです

ひとりで抱えていた漠然とした不安を解消できる方法を知ることができました。親を見送り、兄弟姉妹、子どものいない友人たちにすすめたいです。家族関係で悩んでいる友人にもすすめたいです。

 
H.A.さん
 
H.A.さん(60代)

どのような老後準備が必要か、是非知っておくべき情報です!

独立した子どもには頼りたくないと考えています。マイライフセミナーに参加して、子どもに頼らないで老後を過ごすために、自分にとってどのような準備が必要か理解できました。法律や制度の解説が分かりやすかったです。エンディングノートの正しい使い方が理解できました。

 
Aさん69歳女性

Aさん(69歳女性) 

老後に必要な法律や制度を利用して準備できると知りました

結婚せずに定年まで働きました。数年前に母を看取り、一人暮らしとなりました。子どもがいないため、老後に頼れる人がおらず、不安に感じておりました。
独身の友人たちと困ったときには助け合う口約束をしてはおりますが、皆私と同じくらいの年齢のため、本当に頼りになるのか不安でもありました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、事前に老後の準備ができることが分かり、安心しました。

 
Bさん(74歳男性)

Bさん(74歳男性)

ご相談にのって頂き不安がなくなりました

30代の一人息子が結婚し、自宅を出て、嫁の実家の近くに住むことになりました。
息子からは、「老後の面倒はみてあげられないかもしれない。自分たちで何とかして欲しい。」と言われ、妻と二人でマイライフ協会のセミナーに参加しました。
マイライフ協会のセミナーで法律や制度を利用して、自分たちの老後に備えることができると分かり、安心できました。


 

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セミナー名 終活セミナー
『最高の生活準備マスター集中講座』
開催場所 東京都新宿区西新宿7-1-7
新宿ダイカンプラザA館
価格 無料

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開催日時 ※
5月22日(水) 13:00~15:00

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