終活とは何をするの?メリットはあるの?

誰でもこの世に誕生した以上必ず、終わりを迎えます。
そのために行う活動のことを終活といいます。
終活は、
流行語大賞にもノミネートされたことがあるので、聞いたことがある人もいるでしょう。
終活について考えてみたことがありますか?
終活をすることでどのようなメリットがあるのかも考えておきましょう。

終活とは具体的にどんなこと?

具体的に終活とは何か?
ということですが、例えば終活には葬儀の手配などがあります。
20代の方であれば、
あまり自分の最期について考えるということは少ないでしょうが、終活を考える50代の人達も最近では増えてきていると言われています。
自分自身に万が一何かあったとき、
事前に葬儀の手配をしておけば残された親族の負担が減り、自分の望む葬儀にすることができるというメリットがあります。
例えば、
葬儀は家族などの近親者のみで行いたいと考えている人もいるでしょうし、最期は明るく送り出して欲しいので自分が好きだったジャズの音楽を流すなどの葬儀も行うことができます。
終活の準備をしていなければ、
このように自分の希望する葬儀を行うことはできませんが、準備をしておけば、自分らしい最期を迎えることができるでしょう。
自分の希望する葬儀があるのであれば、生前に決めておくようにするのがおすすめですよ。

終活の問題点について

終活のやり方、終活で何をするのかわからないという人もいるでしょうが、終活の問題点についても考えておく必要があります。
問題点とは例えば、遺品についてです。
生前に遺品についてどうするのかをしっかりと家族に伝えておくことで、遺品をどうするのかで悩まなくてすむというメリットがあります。
終活は若者には関係ないと思うかもしれませんが、そうとは言えません。
自分の家族などが最期を迎えるということもあるでしょう。
そんな時に終活をしていれば遺品で困らないというメリットがあるのです。
遺品について、
故人の思い出の品だからなかなか捨てることができない、捨てることができないけれどずっと置いておくのは困るなど遺品に関してどのように扱えばよいのかわからないということも多いのです。
遺品のことについて、
遺品をどうするのかで家族同士が揉めてしまうなどというケースもけっして少なくありません。
そのような姿をみるのはとても辛いですよね。
ですから、
生前に遺品の事については、必ずきちんと整理してしまうというのがよいでしょう。
整理とは、
いらないものを生前に処分するという事と残すものの扱いをどうするのかを決めておくという事です。
もしも、家族がいないという場合には、
遺品整理業者などを事前に調べておくというのもよいでしょう。
遺品整理業者であれば、
生きているうちに遺品を整理する生前整理の大きな手助けとなることでしょう。
ただし、
注意点として中には悪い業者もいるのでそのような業者には注意しなければなりません。

終活は自分の為と家族、周りの人の為に行う

終活は、
自分だけの為に行う物ではありません。
家族の為にも行う必要があります。
終活は、
自分の思いを家族に伝えることができるという大きなメリットがあります。
自分が最期を迎えた時にどのようにして欲しいのかを家族に生前に伝えておくことで家族も混乱せずにすみます。
多くの人は、
終活を自分自身の為だけに行うものであると認識していますが、それと同時に生前お世話になった人や大切な家族に最期を迎えるための準備をすることなのでとても大切です。
お世話になった人達に自分の思いを伝えることができないまま旅だってしまえば、後悔してしまうことになるでしょう。
そうならないようにするためにも終活は、とても重要です。
家族にとっても、
その人が亡くなった後、故人がどのように考えていて、どのようなことを望んでいたのかを知ることができるので大きなメリットがあります。

終活とは何をするの?メリットはあるの?まとめ

①終活で自分らしい最期を迎える準備ができるというメリットがある
②遺品について家族を困らせずにすむというメリットがある
③自分の思いを、家族や周りの人に伝えることができるというメリットがある
終活で得られるメリットは、色々あります。
終活をするか、しないかによっていつか最期を迎える時の状況が大きく変わります。
自分らしい最期を迎えたい、大切な家族に自分の遺品のことで悩んでほしくない、一人の人間として生まれてきて、お世話になってきた色々な人や大切な家族にあいさつをしてから最期を迎えたいと考えている人は、ぜひ終活を行うようにしましょう。
今までは、
終活なんていったいどんなメリットがあるの?と思っていた人も多いのではないでしょうか。
冷静に終活のメリットについて考えてみると終活を行った方が絶対にいいということに気づくことでしょう。
終活は、
自分の為だけではなく、家族や周りの人のためにも絶対に行うべきなのです。

一般社団法人マイライフ協会

代表理事 児玉浩子